すき。

すきなものをすきって言いたいだけ

ガッセブンと「不安」

我らのガッセブンが「You Are」でカムバックしました。


GOT7 "You Are” M/V

今回のアルバムのキーワードは「不安」だそうで。*1

「不安」といえば、先のJJProjectの「내일, 오늘」もまた「不安」を大いに歌った曲だったと思う。あの曲の歌詞を把握したとき、正直わたしはちょっと引いた。JJの二人については「惑い」や「おそれ」が強そうな子たちだなあとかねがね思っていたのだけれど、あの曲はまさしくそういった感情があまりにも直接的に歌われていて、アイドルの苦悩や努力をできるだけ知らなくていいと思っているわたしにはそれが生々しく感じられたし、あの曲で活動するというのは誰のためでもなく二人のカタルシスのためでしかないんじゃないの?という疑念もちょっとあった。

けれど、今回の「You Are」のMVを見てからアルバムのテーマが「不安」であることを知ったとき、何故か、それは何だかとてもしっくりと納得してしまえる気がしたのだ。

ガッセたちってやっぱり何年たってもすごく不安定で、どこか自信なさげにちいさくまとまってしまいがちなところがあるグループだと思う。だからこそアガセは彼らを援護しようとするわけなんだけど。そんな彼らがいつか自信たっぷりに一歩を踏み出すチームになることを願いながらも、彼らの纏う「不安」の影はいつしか彼らのアイデンティティにまでなってしまったみたいだ。

「You Are」って、なんとなく「Fly」に通じるものがあるよね。おそれや塞ぎ込んだ気持ちからは逃れられないことをまずは肯定して、それでも自分の信じるものをひたむきに信じようとする感じ。それは取り繕うことのないガッセらしさとしてすんなりと彼らに嵌る気がする。

デビュー以来、ガッセの毎回のコンセプト迷子っぷりにはもうかなり疲れてしまったなあと個人的に思っています。だから、「不安をテーマに語ってみて、答えが出た」*2というヨンジェの言葉が一体どういう意味であるのかはまだ図りかねるけれど、この「不安」というキーワードが彼らを“ガッセブンらしさ”へと導く手掛かりになり、ガッセたちが唯一無二のチームとして輝くきっかけになったらいいなあと今わたしはそういうふうに思っているし、やっぱり性懲りもなく願っている。

*1:参考記事:「国民グループ」GOT7になるために

*2:参考記事:同上

彼の「意思」に際して考える

時が満ちたのだ。一報による動揺を受け流してしまった後は、ただ漠然とそのように思う。

韓国でのデビューからおよそ3年半、日本デビューから3年。「7年のジンクス」なんてよく言うけれど、それは本当に韓国歌謡界の第一線で活躍したチームにしか言えないことで、ガッセたちの今までの成果を思うと、3年という期間は時が満ちてしまうのに十分な長さであったのだとも思える気がする。アイドルグループが何年も息を続けていける日本の感覚からすると、確かにそれはあまりにも短すぎて悔しくなるほどなのだけれど。

韓国芸能の消費の速さと、芸能生命の儚さ。昨今の中国における韓流の扱い。所得格差や中国市場の重要性。わたしはこれらのことに関してまったくの無知であるけれど、わずかに聞きかじったことから無責任に鑑みても、誰しも大きな流れには抗いようがなく、そして外国人メンバーであるジャクソンは時流を見誤るわけにはいかないのだろうとこれまた無責任に推測する。

KARAのジヨンちゃんは、グループの脱退後、少しの空白期間を経て日本の芸能事務所と契約をして、それはもう韓国の芸能界には戻らないという決意であって、長年そばで支えてきた韓国のファンたちを裏切る行為でもあったのだろうけれど、日本のメディアで活動する彼女を見るにつけ、あの決断も確かに賢明な判断のひとつであったのだと今わたしは理解せざるを得ない。

日本活動という航海をゆく船から下りる決意をしたジャクソン。今後、日本においては、6人のメンバーやファンと船を分かつのだね。さらば。どうか君もよい旅を。この決断が君の将来にとって賢明な判断となり、君がよい人生を歩んでくれたなら、それがわたしたちにとってせめてもの報いになる。

韓進ペンミ覚書③【サイン会感想編】

ハイタッチ会やお見送り会やミーグリに参加するたびに「一体彼らに何を伝えたらいいのかな?」と思うのだけど、伝えたいのは愛してるとか大好きとかそんなんじゃなくって「ありがとー!」ってその一言しかない。ずっとそう思ってた。

だって、アイドルに生かされてるって、いつも本気で思ってる。

アイドルってほんとに可愛くてかっこよくって、見てるだけで元気になるし、自分が大人になるほど、大衆に消費されながらそれでもきらきらと輝いて夢を見せるアイドルのことを、尊敬の目で見てしまう。プロってすごいな、って。加えてユギョムはダンスがほんとに好きでこの仕事やってるんだろうなあっていうのが見てとれて、夢を叶えて邁進する姿がまた貴くて、美しい。自分の好きなことを仕事にしたわたしもまた、姿勢をすっくと正してみたくなったりする。

わたしにとって、アイドルはストレスリリーサーであり、原動力でもあるのだ。

それでずっと「力をくれてありがとう」って言いたくって、でもハイタッチやお見送りの一瞬では到底言えない。だから10万ペンミのサイン会で、ユギョムがわたしの書いたメッセージを読んでくれてほんと嬉しかった。読み終えるやユギョムはこちらを見上げてにっこり笑って(このときの笑顔がしぬほど可愛くて感動した)、「ありがとお」って直接言うわたしに「ほんっとにありがとう」と返してくれて、その「ほんっとに」の部分にわたしがどれだけ幸福を感じたことか!夢が叶ったと思って、サインをもらって壇上を降りたあと、少しだけ涙ぐんだ。

10万円ペンミ。ユギョムちゃんに「ありがとう」って伝える、その夢を叶えるために10万円払ったなあと今では思っている。