すき。

すきなものをすきって言いたいだけ

2017年のSCツアーを振り返る

ショーケースツアーだなんて名目が発表されたときから、雲行きはあやしかったのだ。チケットの価格もいつもより安いし、なんたって我らのGOT7は世界を飛び回って働きすぎなのだから!

覚悟していたから公演時間が短いことに驚きはなかった。だけど、セットリストには失望したよ。覚悟していたとはいっても、音楽を愛する彼らがライブという場を、日本でのツアーという一年に一回の長期的な仕事を、音楽を聞かせるという歌手としての本来的な仕事を、ないがしろにするはずないって信じていた。裏切られた・・・。やっつけ仕事なセットリストでよしとした彼らにも、やっつけ仕事にせざるを得ないスケジュールに彼らを追い込んだ運営側にも失望した。かなしかった。だって彼らの音楽が好きでファンをやってるんだから。

失望でもやもやした大阪の夜。けれど、参加予定の公演はあと4回もあるし、もうすでに東京行きのチケットもホテルも手配してある。わたしは明日も来週の土曜日と日曜日も、このショーケースを見るしかないのだ!

どうしよう・・・。

そういうときに救ってくれるのがやっぱり相方ちゃんの存在なのだ。大阪のコメダ珈琲。いろんな思い出を五感のイメージで記憶するわたしは、きっとこれからコメダミルクセーキを飲むたびに、今回のツアーでの転機になったあの時間を思い出すんだろうね。入ってはいけない裏口みたいな階段や喫煙席のたばこのにおいやミルクセーキのたまごの舌触りが懐かしくなるんだろう。

わたしたちはだらだらとここ数年の遠征遍歴を振り返りあい、かつてガッセたちが見られるだけでうれしかった時期の記憶にたどり着いた。うれしかったといっても当時満足してたわけじゃ全然なくて、不満に思ったりむなしかったりすることも多かったのだけど、それでもガッセが見られて楽しかったんだよね。

結局、そういう、「いろいろあるけど、楽しい」っていうの、大切なんじゃないの?

そんな風にはっきり言ったわけじゃないけど、でもそういうことを掴んで、わたしのショーケースツアーの意味ががらりと変わりました。

不満を言っていじけてたって公演の内容が変わるわけじゃないし、お金はもう払ってしまったのだ。

それなら楽しまなきゃ損じゃん!!!

そこからのわたしたちの切り替えの早さはすばらしいものがあった、と思う。わたしたちはあの中でだれよりも楽しそうな観客だったって自信があるよ。

自分たちがいかに楽しむか。そしてそれをいかにして体現してみせるか。それを試すのがわたしの毎回の公演の目標になりました。楽しんでいる自分をかなり意識的に作り上げていかなきゃならなかったので、メンタルのコントロールはある程度必要で、だからふと我に返ったとき「これは一体何の競技に挑もうとしているのだ・・・?」と冷静になることもあったけれど、しかたがない。お金を払った以上はどうしてでも楽しまなければ。

ライブハウスという会場の特性上、お客さんみんながしあわせに公演を見ることはなかなか難しくて、体調不良が続出した東京2日目はあの不穏さにかなり滅入ってしまって、だけど意地でも楽しまなければと思って「楽しんでいる自分」を作り上げたら、それが推しの目に入ったようで、それで何とか救われた。ガッセの公演やらイベントって不思議で、滅入りそうになるといいことあるんだよね・・・。それでまた離れられなくなる。

幸いなことに回を重ねるごとにガッセたちもお客さんの楽しませ方が上手になっていって、思い込もうとしなくても純粋に楽しいな、おもしろいな、素敵だな、と思えることもあって、彼らの成長には心からほっとしていました。日本語うまくなって、アドリブも言えるようになったね。ユギョムとベンベン、ジニョンとジャクソンが隣になるように立ち位置が変わったことはほんとうによかったと思う。それにやっぱりユギョムの存在があのチームには大きいんじゃない?福岡での頑張りにしてもそうだし、あのこがチームの緩衝材になってくれている気がしてならない。やさしくてやわらかくて才能のあるマンネ。贔屓目かな? そしてあのこが安定しているためにはきっとベムちゃんの存在がなければならないんだろうと思って、だから、わたしはベムギョムが大好き。

ガッセたちの成長ってゆっくりだよね。あの子たちはまだまだ気づいてないことが多いと思う。ステージでの振る舞いやお客さんの気持ち。だけど、ずっと見守っていたいな、って思わされるの不思議。GOT7のこと、好きなんだよ。なんでかなあ。ほんとうに不思議な引力があるんだよ。不思議だね。

もちろん今回のショーケースツアーを楽しいものにするためには、相方ちゃんの存在がなくてはならなくって、それからいろんなアガセのひとたちに本当に救われたなあとも思っている。アガセはみんないいひと!とか言うつもり全然ないけど、でもわたしと関わってくれる人はみんないいひと。すき。福岡公演でまわりにいらっしゃった方もほんと素敵なひとたちで、そのひとたちのおかげで何倍も何倍も公演が楽しくって、ありがたかった。

楽しめるかどうかは自分次第なんだって今回のショーケースツアーで強くつよく意識したっていうこと、これはきっとわたしのアイドルオタク人生の中でひとつのターニングポイントになるだろうなって思って、それで書き残したいと思った。

まあ、そんなことを考える隙もないくらい完璧な公演をガッセたちがしてくれたら何の心配もいらないんだけどな。でもしかたがないよね。不完全で不安定で不器用でちいさくまとまっちゃいがちなあの7人組のことが好きなんだもの。公演を見るたびに胸をいっぱいにしちゃうくらい、GOT7のことがすきだよ。失望させないでくれたらうれしいな。