すき。

すきなものをすきって言いたいだけ

諦観の “THE New Era”

ファンコネクティングツアーなどという謎の謳い文句に、会員限定とはいえど普段より安いチケットの価格設定。ペンミをやるつもりなのだろうなあということは予想がついていました。まあ、堂々とペンミと称さずに金を巻き上げるのはなかなかの卑劣な行いだとは思いますけど。

だけど、ペンミでよかったよなあと思うのは正直な気持ちだ。彼らは目下ワールドツアー中で、日本では6人体制だからいろいろなことを再構成しなければならないのであって、そんな状況でライブツアーなどできるわけがないのだ。MEET MEツアーがくるしかったのはライブツアーができるような状況じゃないのにライブツアーをしようとしたからだ。そのせいでやっつけ仕事になったし、ライブツアーと謳われている以上こちらとしても期待せざるを得なくて、それが裏切られた失望が耐え難かった。

だから、ペンミなんだろうなあと思って臨む公演は気持ちが本当に楽ちんで、期待がない分それがどんな内容であれ楽しむことができ、こんなに楽ちんならもう日本ではペンミとリリイベだけしてくれればいいなあと思った。そうすれば、わたしたちは日本でのガッセブンの公演には端から期待をせずに済み、期待が裏切られるようなことは起こり得ない。

代々木公演の最中、耐え切れぬ失望に人知れず泣きながら「もうガッセに期待を持ったり、夢をかけたりするのはやめよう」って、はっきり思った。日本での音楽活動を誠実にやっているグループや、日本でもそれなりの天下を獲ったグループはあるけれど、少なくともガッセブンはそういうのじゃないみたいだ。かつてはそれなりの天下を獲ってほしいって思いながら応援してた身としては、こうやって諦めるのはかなしいことでもあるし、ガッセブンがファンコネクティングツアーなどと称してペンミでお茶を濁していることは許すまじきことなんだろうけど、そうやってもやもやするのも疲れてしまった。いいよ、日本では許されていればいいと思うよ。それでもお金は落ちるのだし、「6人で頂上を目指す」なんてのは最初っから無理だってわかってたからさ。GOT7としてのGOT7が見たいのなら、わたしたちが本国に飛べばいいだけの話。

期待値はグッと下がってしまっているので、オープニングのVCRがきちんと作られていたり、ユニット曲があったり、メンバーが疲れを見せずにがんばっているだけでなんだか褒めるに値するような気がしてしまう。そうやって甘やかすから、いけないのだろうね。でも、そうやって自分をだましてでもガッセブンの公演で楽しみたい。ガッセブンに失望してくるしみたくない。

ベッドとパジャマのコンセプト。確かにカワイイ。けど、なんとなく、ワールドツアー中でのお疲れモードで万が一ちょっとだらだらしても許されるコンセプトなんじゃない?って勘ぐってしまう。福岡では、メンバーたちの寸劇が即興であることを強調してたけど、それって事前の打ち合わせができないからじゃん?とも思いました。そして、相変わらずのセットリスト。それでもわたしはガッセブンのことカワイイな~と思いながら見てたし、トレカも集めたし、楽しかった~と思いました。やっぱりドMだな。だけど、こうやって半年スパンで日本ツアーを続けて、確かに日本のアガセからお金を巻き上げることには成功しているのだろうけれど(そしてそれはきっと彼らが音楽をやるために必要なこと)、だけど、この惰性の日本活動の最終的な行く先って一体なんなのだろうって、そんな先行きの暗い気持ちがすこし脳裏を過ぎらないわけではないな、って最近はそんなふうに思っています。