すき。

すきなものをすきって言いたいだけ

惰性の日本活動の行く先は

あまりのやっつけ仕事っぷりに、どん底に落とされたみたいな絶望を味わった代々木公演。その後のTURN UPツアーは初見こそあまりピンとこなかったけれど、成りゆきで行くことにしてしまった武道館公演は楽しかったんだよ。6人体制になったことはやっぱり彼らの一つの危機であったと思う。TURN UPツアーでは各公演後にアンケートが設けられていて、そこからも6人でツアーを行うことに何かしらの危機感があっただろうことが察せられる。メンバーたち自身もきちんと頑張ろうとしていることが見てとれたし、そういう振る舞いや、あの武道館公演で「6人で頑張る」と言ったベンベンの言葉からも、日本活動に対する何かしらの覚悟が彼らにはあるのだって、そういうふうに感じられたんだ。

実際、今回のTHE New Eraツアーだって初日の福岡はとっても楽しかった。ファンコネクティングツアーという謎の名称でツアーをやることは議論を呼ぶところだし、相変わらずのセットリストにはもうため息すらつけないくらいだけれど、タイから直接福岡入りしているのにも関わらずガッセたちは元気にゴキゲンにステージを務めていて、ガッセたちのこと、やっぱり好きだって思ったし、楽しかった。楽しかったんだ。

だけど、ツアーオーラスの仙台公演を終えた今、わたしはなんだか虚無感でいっぱいだ。オーラス公演お決まりの緊急告知が前倒しで行われてしまったこともあるし、このツアーの公演を見るのが3回目なことも、たぶん原因ではある。

けれど、やっぱり、ガッセたちは疲れを隠すことができない。

目下、世界を飛び回って公演している彼らが疲れてるのは、わかる。ワールドツアーの公演と日本でのペンミツアーは懸けるものが違うよなあっていうのも、なんとなくわかる。だけどさ、そうじゃないじゃん。メンバーにとっては9回のペンミのうちのただの1回だろうけどさ、でもこっち側からしたらそうじゃないよ。日本では6人体制だからって、日本はワールドツアーに組み込んでもらえないからって、それで腐りたくもやっかみたくもないけれど、だけどやっぱり思っちゃうよ。ああ、日本のこのツアーは、ただのワールドツアーの片手間の仕事なんだなあ、って。

完全体としての2PM先輩が不在である今、ガッセたちが担わざるを得ないものはきっとあって、だけどそれが担えるほどの力がないから数をこなさなきゃいけないのはわかる。だけど、こんな惰性の日本活動の行き先は、いったいどこなんだろう?

日本での最初のツアーのとき、こういうツイートを見かけたの覚えてる。「将来いつかガッセが東京ドームに立って、そのときは『So Lucky』で銀テープが舞ったらいいなあ」っていう、そんな内容。ものすごく同意したし、わたしもその光景を夢見た。だけど、そんな未来は起こりそうにないな。そんな成功や夢物語よりも、さしあたっての利益のほうが大事なんだもんね。

12月と2月に行われる、アリーナスペシャル。行きたいという気持ちがまったく起こりません。ガッセブンのこと、今現在この時もほんとうに好きなんだけどなあ。好きなのにライブに行きたいって思えないの。不思議だね。

たくさんのお客さんを集めることや利益を出すこと、ほんとうに大事だと思うよ。だって、そうじゃなきゃ彼らは音楽を続けることができないのだろうから。だけど、そうする一方で何かがないがしろにされて、何かほんとうに大切なものがどんどん失われていっているような、そういう気がしてならないんだ。いちアガセのしがない戯言だけどね。